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目で見る神経病学・5
文献概要
小脳機能の検査法は運動機能,知覚機能検査法に比べて一般に知られていない。また位置感覚検査法などと混乱されているのはしばしばみられることである。しかしながら小脳疾患,特に腫瘍,変性はけつしてまれな疾患ではないので,正しい検査法を会得されておくことはたいせつなことである。
小脳疾患が起きるときみられるおもな異常所見は眼球振盪,企図振戦,運動失調であり,後に述べる検査法はこれらの症状の有無をこまかく調べるものである。なお小脳は両側の半球と中央の虫部からなつているが,半球の疾患は患側の上下肢をおかし虫部の疾患は?幹の運動失調を主症状とする。
小脳疾患が起きるときみられるおもな異常所見は眼球振盪,企図振戦,運動失調であり,後に述べる検査法はこれらの症状の有無をこまかく調べるものである。なお小脳は両側の半球と中央の虫部からなつているが,半球の疾患は患側の上下肢をおかし虫部の疾患は?幹の運動失調を主症状とする。
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