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文献詳細

雑誌文献

medicina4巻3号

1967年03月発行

検査データ どう読みどうする?

γ-グロブリンの増加をみたら

著者: 柴田進1

所属機関: 1山口医大・病理

ページ範囲:P.321 - P.321

文献概要

 血清蛋白の検査にもつとも広く使用されているのは濾紙電気泳動法であろう。最近はセルローズアセテート膜による電気泳動法も普及しつつある。さて電気泳動した濾紙片は通常デンシトメーターにかけて,アルブミン(Alb),α1,α2.βおよびγグロブリン(Glb)に分けて分画比率を測定するが,そうしなくても多くの場合濾紙片をながめただけでγGlbの変動は認識できる。ここではγGlbの増加だけをとりあげ,それに遭遇したとき,どんなふうに考えて検査を進め診断に到達するか,私たちが日常行なつている流儀を説明しようと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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