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文献詳細

雑誌文献

medicina4巻5号

1967年05月発行

診断のポイント

心筋硬塞が見のがされやすい場合

著者: 橋場邦武1

所属機関: 1長崎大・高岡内科

ページ範囲:P.678 - P.679

文献概要

 心筋硬塞の診断はその特有な臨床症状と心電図所見とから多くの場合にはあまり困難を感じない。白血球増多,血沈促進なども参考になり,また,現在広く行なわれているトランスアミナーゼの測定も診断上非常に有用である。しかしながら多少とも非典型的な症例や,あるいは診察や検査の時期のいかんによつては,診断が困難であつたり,または見逃がされたりする場合も少なくはない。以下,これに関した二,三の点について述べてみたいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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