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文献詳細

雑誌文献

medicina4巻6号

1967年06月発行

文献概要

検査データ どう読みどうする?

トロンボテスト延長

著者: 梅垣健三1

所属機関: 1奈良医大中検

ページ範囲:P.777 - P.777

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 抗凝血薬療法のcontrolとして従来プロトロンビン(プと略す)時間が一般に用いられてきたが,第IX因子-PTC(FIXと略す)および第X因子-Stuart因子(FXと略す)の異常が注意されるにいたり,Owren(1959)はクマリン系抗凝血薬により抑制される外因性および内因性凝固系のプ,第VII因子(FVIIと略す),FIXおよびFXを綜合して測定でき,かつ従来の試験より鋭敏な方法としてThrombo test(TTと略す)なる試験法を発表した。これは試剤がひとつで,手技簡単,bedsideで行ないうる利点を有する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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