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文献詳細

雑誌文献

medicina4巻6号

1967年06月発行

治療のポイント

期外収縮

著者: 五十嵐正男1

所属機関: 1聖路加国際病院内科

ページ範囲:P.829 - P.831

文献概要

 心臓のつまずく感じがあつて脈がときどき乱れると訴えて外来を訪れる患者はわりあいに多いが,これは多くは期外収縮による。心臓がつぎにくるべき周期よりも早く収縮するために起きるもので,早期収縮(premature contraction)ともよばれている。拡張期の途中に収縮が起きるために心室内には心房からの血液の流入が十分でなく,したがつてこの収縮に伴つて搏出される血液量は少なく,心音としては聴かれるが脈としてはほとんど感じられない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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