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文献詳細

雑誌文献

medicina4巻6号

1967年06月発行

治療のポイント

扁桃炎の治療

著者: 巷野悟郎1

所属機関: 1都立駒込病院小児科

ページ範囲:P.832 - P.833

文献概要

 日常の小児科外来診療でみる発熱の原因のうちで,もつとも多いのが扁桃炎である。またわれわれの病院で,時間外診療で発熱を主訴とした患者は,小児患者の約34%であるが,そのうちで扁桃炎または急性上気道炎と診断されたものは約75%を占めている。
 小児の診療では「のど」を診ることを欠かすことができないが,このちよつとしたことで,高熱の原因を知ることが多いのである。小児の扁桃炎は発熱を主症状とし,そのほか腹痛や嘔吐,けいれんなどを伴うことがあるが,その治療はまず扁桃の炎症に対して行なうのである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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