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最近の赤痢について(2)
著者: 菅沼達治1
所属機関: 1厚生省統計調査部
ページ範囲:P.939 - P.939
文献購入ページに移動赤痢の集団発生についての統計を示しましたが,昭和30年には集団発生による患者は,全体の10.6%にすぎなかつたのですが,34年には20%を越し,40年には37.6%の多きに達しました。これは最近は個々に発生した患者の届出がやや悪くなったことも考えられますが,集団発生による患者の比重が増したことは注目すべきでしよう。なお,集団発生1件当りの患者の平均は,毎年30名前後であまり変化はみられません。
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