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文献詳細

雑誌文献

medicina4巻7号

1967年07月発行

文献概要

治療のポイント

ビタミンB2の臨床応用

著者: 武内俊彦1

所属機関: 1名古屋市大・岸川内科

ページ範囲:P.988 - P.989

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 ビタミンB2は呼吸酵素の代表的なものであるフラビン酵素の補酵素として生体内の酸化,還元に不可欠のビタミンでB1よりむしろ生命現象に直結したビタミンと考える。
 B2は生体内において付燐され,FMN(Flavinmononucleotide),FAD(Flavin adenine dinucleotide)となつて初めて補酵素としての意義をもち,さらに酵素蛋白と結合することによつて酵素を形成し,生理的な触媒作用を発揮するにいたる。生体内にはFADが大部分(80%前後)を占めており,FMNが10〜20%,残りの数%がFree riboflavin(FR)として存在している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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