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文献詳細

雑誌文献

medicina4巻8号

1967年08月発行

グラフ

爪のみかた

著者: 西山茂夫1

所属機関: 1東大分院・皮膚科

ページ範囲:P.1096 - P.1097

文献概要

 爪の変化を全身性疾患の一つのあらわれとする考え方は,古くより認められているが,その診断的価値はまちまちである.すなわちある爪の変化は内臓病変と密接な関係があるとしても,合併頻度がきわめて少なかつたり,ある爪の変化は各種の異なつた内臓病変に伴つて出現したり,またある爪の変化は局所的な外因によつて発生したりして,その原因はさまざまである.しかしながら爪の変化を理解することは,全身性疾患ないし潜在性病変の1つの"道標"として,または不必要な検査を省く意味からも重要なことであろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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