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文献概要
器具の使い方
血沈台,血沈棒のくふう
著者: 樫田良精1
所属機関: 1東大中央診療部
ページ範囲:P.1145 - P.1147
文献購入ページに移動従来の血沈台の欠点
血沈の検査は,どこの病院,診療所でも,主として看護婦によつて行なわれているが,医師が直接行なうことが少ないために,その改良は案外なおざりにされているうらみがある。
市販の血沈測定台は,実際使う人の立場から設計されているものは少ない。1〜2本の血沈測定をする場合には,どんな方法をとつても差はないが1日に数十本も立てる場合には測定器の良否がその作業能率,および検査成績におおいに影響する。
血沈の検査は,どこの病院,診療所でも,主として看護婦によつて行なわれているが,医師が直接行なうことが少ないために,その改良は案外なおざりにされているうらみがある。
市販の血沈測定台は,実際使う人の立場から設計されているものは少ない。1〜2本の血沈測定をする場合には,どんな方法をとつても差はないが1日に数十本も立てる場合には測定器の良否がその作業能率,および検査成績におおいに影響する。
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