icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina4巻9号

1967年09月発行

文献概要

診断のポイント

むち打ち症候群

著者: 近藤駿四郎1

所属機関: 1東京労災病院

ページ範囲:P.1283 - P.1284

文献購入ページに移動
 「むち打ち症候群」と一般によばれている臨床的立場からの私見は,すでに多くを記述してきたのでいまさらこれにつけ加えることはなにもないのであるが,内科方面の実地医家にもこの症状を一応理解しておいていただくことはたいへん有意義と思うので,ごく簡単に要点をかいつまんで述べることにした。
 第一に本症状を示す患者の大多数は追突事故が原因となつているが,このとき頸部の過伸展過屈曲が生じることが症状発生に必要であり,また頭部に直接外力が作用することはまれである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら