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文献詳細

雑誌文献

medicina4巻9号

1967年09月発行

文献概要

治療のポイント

授乳とクスリ

著者: 西村昻三1

所属機関: 1聖路加国際病院小児科

ページ範囲:P.1288 - P.1289

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 授乳期間中に母体に投与された薬剤が,どの程度母乳中に出現し,それが児にどういつた影響をおよぼしうるかということは,日常の臨床において授乳婦よりしばしば質問を受ける問題である。理論上はいつたん母体内に吸収された薬剤は量の多寡はあつてもなんらかのかたちで母乳中にも移行するものと思われるが,その詳細についてはあまりよく知られていないようで,これに関する文献も意外に少ない。筆者はこの方面を専門とするものではないが,臨床医として知つておかねばならないことでもあるので,二,三の文献を参考にしながら,主としてどういつた薬剤が用いられた場合には注意が必要かという点について述べたいと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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