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文献詳細

雑誌文献

medicina4巻9号

1967年09月発行

文献概要

治療のポイント

眼精疲労の治療

著者: 樋渡正五1

所属機関: 1日医大・眼科

ページ範囲:P.1290 - P.1291

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 過度の使用によつて疲労しても休息によつて完全に回復する健康な眼と異なり,病的な眼(非常にあいまいな表現であるが)は休息によつても容易に疲労が回復しないか,ふつうなら疲れない程度の仕事でも容易に疲労を起こし,視力減退,複視,流涙,眼瞼眼窩深部の圧迫痛や圧迫感,鼻根部前頭部の不快感や頭痛,圧力痛や圧迫感などより,後頭部や首すじ,肩甲部の疼痛から緊張感,違和感,さらには倦怠感やなんとも表現しがたい息苦しさ,はなはだしくなれば悪心や嘔吐,心悸亢進などまで起こしてくるのであつて,これを眼科では一般に眼精疲労Asthenopiaとよんでいる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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