文献詳細
文献概要
今月の主題 内科医と虚血性心疾患 虚血性心疾患の病態と治療
労作性狭心症に対する治療の進め方
著者: 山根正久1
所属機関: 1足利赤十字病院循環器科
ページ範囲:P.90 - P.92
文献購入ページに移動ポイント
・労作性狭心症の治療法には内服療法,経皮的冠動脈形成術(PTCA),冠動脈バイパス術がある.
・ハイリスク群ではバイパス術が有利であるが,低・中リスク群ではPTCAもバイパス術と同様の効果をもつ.
・ステントを用いた現在のPTCAでも,術後の再狭窄(10~30%)が問題である.
・長期的には冠危険因子のコントロール,特に薬物療法によるLDLコレステロールの抑制が心血管事故のイベントを抑制する.
・労作性狭心症の治療法には内服療法,経皮的冠動脈形成術(PTCA),冠動脈バイパス術がある.
・ハイリスク群ではバイパス術が有利であるが,低・中リスク群ではPTCAもバイパス術と同様の効果をもつ.
・ステントを用いた現在のPTCAでも,術後の再狭窄(10~30%)が問題である.
・長期的には冠危険因子のコントロール,特に薬物療法によるLDLコレステロールの抑制が心血管事故のイベントを抑制する.
掲載誌情報