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文献概要
今月の主題 前期高齢者・後期高齢者を診る 高齢者の主要疾患の診断と治療
転倒・骨折
著者: 鈴木隆雄1
所属機関: 1東京都老人総合研究所
ページ範囲:P.1690 - P.1694
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・転倒の危険因子は多種多様であるが,内的(身体的)要因と外的(物的環境)要因の2つに大別される.
・疾病以外に改善しうる要因としては,薬物副作用の有無,身体機能(特に筋力や歩行能力)の改善,そして物的環境の整備などである.
・身体機能の改善を中心とした多くの転倒予防介入研究から,その有効性が確認されている.
・高齢期の身体機能改善による転倒予防は大腿骨頸部骨折の減少のみならず,高齢者本人のADLやQOLの改善につながるものである.
・転倒の危険因子は多種多様であるが,内的(身体的)要因と外的(物的環境)要因の2つに大別される.
・疾病以外に改善しうる要因としては,薬物副作用の有無,身体機能(特に筋力や歩行能力)の改善,そして物的環境の整備などである.
・身体機能の改善を中心とした多くの転倒予防介入研究から,その有効性が確認されている.
・高齢期の身体機能改善による転倒予防は大腿骨頸部骨折の減少のみならず,高齢者本人のADLやQOLの改善につながるものである.
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