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文献概要
今月の主題 水・電解質と輸液 輸液の原理・原則
酸塩基平衡異常へのアプローチ
著者: 宮崎健一1 宮崎正信2 河野茂2
所属機関: 1佐世保市立総合病院内科 2長崎大学医学部第2内科
ページ範囲:P.1806 - P.1810
文献購入ページに移動・体液のpHは狭い範囲内に調整されており,そのしくみとして緩衝系が存在する.
・緩衝系のなかでは重炭酸系とヘモグロビン蛋白が重要である.
・酸塩基平衡障害の型としては代謝性アシドーシス,代謝性アルカローシス,呼吸性アシドーシス,呼吸性アルカローシスの4つ,およびそれらの混合型に分類される.
・血液ガス分析は,まずpHからみる.
・代謝性アシドーシスのときはanion gap増加の有無を確認する.
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