文献詳細
文献概要
今月の主題 水・電解質と輸液 電解質異常の把握と対策
高カリウム血症をきたす疾患と対応
著者: 秋山由里香1 斉間恵樹1
所属機関: 1国立国際医療センター腎臓循環器科
ページ範囲:P.1837 - P.1841
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・高K血症の原因は摂取過剰,体内での産生(細胞の崩壊),細胞外液へのシフト,腎からの排泄低下の4つに分類される.
・高K血症をきたす薬剤も数多くあり,服薬歴の聴取が必要である.
・重篤な高K血症の場合にはまず10%グルコン酸カルシウムの投与を行い,次にグルコース・インスリン療法,β作動薬,NaHCO3の投与を考慮する.
・薬剤による治療で高K血症の改善が認められない場合には,血液透析を必要とすることが多い.
・高K血症の原因は摂取過剰,体内での産生(細胞の崩壊),細胞外液へのシフト,腎からの排泄低下の4つに分類される.
・高K血症をきたす薬剤も数多くあり,服薬歴の聴取が必要である.
・重篤な高K血症の場合にはまず10%グルコン酸カルシウムの投与を行い,次にグルコース・インスリン療法,β作動薬,NaHCO3の投与を考慮する.
・薬剤による治療で高K血症の改善が認められない場合には,血液透析を必要とすることが多い.
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