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文献詳細

雑誌文献

medicina40巻11号

2003年11月発行

文献概要

今月の主題 水・電解質と輸液 疾患・病態での治療法

熱中症での輸液療法

著者: 藤元昭一1

所属機関: 1宮崎大学医学部第1内科

ページ範囲:P.1898 - P.1901

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ポイント

・熱中症はheat syncope/heat cramps/heat exhaustion/heat stroke に分類される.

・どの病態でもNaClと水の喪失があると考え,初期治療として経口可能であれば1%程度の生理食塩水の摂取,症状が強ければ生理食塩水か乳酸リンゲル液の点滴を行う.

・中枢神経症状と過高熱状態を呈するheat strokeは重症度が高く,輸液,体温低下のための急速冷却を行い,直ちに高次救急施設へ搬送する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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