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今月の主題 水・電解質と輸液 水・電解質異常をきたす特殊な病態の解説
Dent病(特発性尿細管性蛋白尿症)
著者: 五十嵐隆1
所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科小児医学講座
ページ範囲:P.1916 - P.1917
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・Dent病は特発性尿細管性蛋白尿症とも呼ばれ,小児期から近位尿細管機能障害を呈し,加齢とともに遠位尿細管障害が加わり,成人になって糸球体硬化による腎機能低下をきたすX染色体性の遺伝性疾患である.学校検尿にて無症候性蛋白尿として発見される例が多い.患者の約7割にクロライドチャネル5遺伝子の異常がみられる.
・Dent病は特発性尿細管性蛋白尿症とも呼ばれ,小児期から近位尿細管機能障害を呈し,加齢とともに遠位尿細管障害が加わり,成人になって糸球体硬化による腎機能低下をきたすX染色体性の遺伝性疾患である.学校検尿にて無症候性蛋白尿として発見される例が多い.患者の約7割にクロライドチャネル5遺伝子の異常がみられる.
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