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文献詳細

雑誌文献

medicina40巻12号

2003年11月発行

文献概要

特集 臨床研修コアスキル 経験すべき診察法・検査・手技 基本的な臨床検査と画像診断法

血清検査(感染症関連検査)

著者: 中村良子1

所属機関: 1昭和大学藤が丘病院臨床病理科

ページ範囲:P.216 - P.221

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達成目標

・検体採取時の注意と保存法:免疫グロブリン製剤が投与されていないことを確認し採取する.採取した検体は-20℃以下に保存し,ペア血清を同時に検査する.

・検査法の選択:スクリーニング検査か確認検査か,検査の目的に合った検査法を選択する.

・抗体価の判定および検査結果の解釈:原則として急性期および回復期のペア血清で4倍以上の特異抗体の上昇があれば有意とする.ただし単一血清で診断する場合は,特異的IgMを証明する.交差反応,非特異反応による偽陽性および偽陰性が起こりうること,急性期には抗体陰性が少なくないこと,免疫能低下の場合は抗体上昇が認められないことがあるなどを理解しておく.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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