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卒後初期研修―臨床医としての原点
著者: 木川和彦1
所属機関: 1熊本大学医学部附属病院総合診療部
ページ範囲:P.427 - P.427
文献購入ページに移動平成16(2004)年度からの,この新医師臨床研修制度の導入だけで,より良い臨床研修が保証されるとは,決してだれも思ってはいないでしょうが,①卒後研修が法的に位置付けられたこと,②同一の研修目標が定められたこと,③研修の自己裁量と,④研修先の選択の幅が広がりうること,などの改善点には注目すべきです.これらの点を研修医と彼らを受け入れる研修病院・施設の双方の努力で最大限に活かしていかなければなりません.でなければ社会のニーズには応えられないことになります.
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