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文献詳細

雑誌文献

medicina40巻13号

2003年12月発行

文献概要

今月の主題 肺炎 市中肺炎

耐性肺炎球菌・インフルエンザ菌の治療

著者: 平泻洋一1

所属機関: 1長崎大学医学部・歯学部附属病院検査部

ページ範囲:P.2021 - P.2023

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ポイント

・肺炎球菌とインフルエンザ菌は市中肺炎の主要な原因微生物であるため,初期治療時には必ずこれらの細菌を考慮した抗菌薬を選択する.

・国内では肺炎球菌の40~60%がペニシリン非感受性であり,多くはセフェム系薬やマクロライド系薬にも耐性であり,薬剤耐性に応じた薬剤の選択を行う.

・インフルエンザ菌のβ-ラクタム耐性にはβ-ラクタマーゼによるものとβ-ラクタマーゼ非産生アンピシリン耐性(BLNAR)があり,最近では後者が増加している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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