文献詳細
今月の主題 肺炎
市中肺炎
文献概要
ポイント
・肺炎球菌とインフルエンザ菌は市中肺炎の主要な原因微生物であるため,初期治療時には必ずこれらの細菌を考慮した抗菌薬を選択する.
・国内では肺炎球菌の40~60%がペニシリン非感受性であり,多くはセフェム系薬やマクロライド系薬にも耐性であり,薬剤耐性に応じた薬剤の選択を行う.
・インフルエンザ菌のβ-ラクタム耐性にはβ-ラクタマーゼによるものとβ-ラクタマーゼ非産生アンピシリン耐性(BLNAR)があり,最近では後者が増加している.
・肺炎球菌とインフルエンザ菌は市中肺炎の主要な原因微生物であるため,初期治療時には必ずこれらの細菌を考慮した抗菌薬を選択する.
・国内では肺炎球菌の40~60%がペニシリン非感受性であり,多くはセフェム系薬やマクロライド系薬にも耐性であり,薬剤耐性に応じた薬剤の選択を行う.
・インフルエンザ菌のβ-ラクタム耐性にはβ-ラクタマーゼによるものとβ-ラクタマーゼ非産生アンピシリン耐性(BLNAR)があり,最近では後者が増加している.
掲載誌情報