文献詳細
文献概要
今月の主題 肺炎 院内肺炎
院内肺炎の定義と病態生理
著者: 朝野和典1
所属機関: 1大阪大学大学院医学系研究科感染制御部
ページ範囲:P.2025 - P.2027
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・院内肺炎は市中肺炎と比較して,病態が複雑であり,発症機序として誤嚥(吸引)が最も重要である.
・診断は困難で,臨床的には胸部X線上の陰影に対して感染性か非感染性病変かの鑑別が重要であり,細菌学的診断では定着菌と原因(起炎)菌の鑑別が必要である.
・原因菌として薬剤耐性のグラム陰性菌やMRSAが多い.
・院内肺炎は市中肺炎と比較して,病態が複雑であり,発症機序として誤嚥(吸引)が最も重要である.
・診断は困難で,臨床的には胸部X線上の陰影に対して感染性か非感染性病変かの鑑別が重要であり,細菌学的診断では定着菌と原因(起炎)菌の鑑別が必要である.
・原因菌として薬剤耐性のグラム陰性菌やMRSAが多い.
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