文献詳細
今月の主題 肺炎
院内肺炎
文献概要
ポイント
・喀痰から分離されるMRSAの多くは定着状態であり,感染症にまで至っていない.
・喀痰のグラム染色でブドウ球菌と多数の好中球,および貪食像を認め,培養にてMRSAが分離されればMRSAが起因微生物であると診断できる.
・MRSA肺炎の治療にはバンコマイシン,テイコプラニン,アルベカシンが用いられるがTDM(therapeutic drug monitoring:治療薬モニタリング)を必要とする.
・定着状態のMRSAは,抗MRSA薬による治療の対象ではない.
・喀痰から分離されるMRSAの多くは定着状態であり,感染症にまで至っていない.
・喀痰のグラム染色でブドウ球菌と多数の好中球,および貪食像を認め,培養にてMRSAが分離されればMRSAが起因微生物であると診断できる.
・MRSA肺炎の治療にはバンコマイシン,テイコプラニン,アルベカシンが用いられるがTDM(therapeutic drug monitoring:治療薬モニタリング)を必要とする.
・定着状態のMRSAは,抗MRSA薬による治療の対象ではない.
掲載誌情報