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文献詳細

雑誌文献

medicina40巻13号

2003年12月発行

今月の主題 肺炎

よくみられる呼吸器感染症の診断と治療

結核・多剤耐性結核

著者: 二宮清1

所属機関: 1国立療養所福岡東病院

ページ範囲:P.2062 - P.2065

文献概要

ポイント

・結核の診断は病歴や胸部画像所見から結核を疑うことから始まる.咳が2週間以上長引く場合は,胸部X線検査と喀痰検査を実施する.

・肺結核の診断は喀痰の塗抹・培養検査により,結核菌を証明することであり,蛍光染色,液体培地,核酸増幅法などの利用により迅速診断が可能となる.

・活動性結核患者の治療は菌に感受性があり,作用機序の異なる抗結核薬を最低3剤以上一定期間併用する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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