文献詳細
文献概要
今月の主題 肺炎 よくみられる呼吸器感染症の診断と治療
輸入呼吸器感染症の診断と治療
著者: 亀井克彦1
所属機関: 1千葉大学真菌医学研究センター
ページ範囲:P.2082 - P.2085
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・輸入呼吸器感染症のなかでは,真菌症が重要な役割を演じているが,これらの輸入真菌症はコクシジオイデス症をはじめとして,一般の真菌症に比べて病原性・感染力が強い.
・輸入真菌症の診断では,流行地への訪問・滞在歴の確認が不可欠である.わずか数時間の訪問でも,あるいは30年前の滞在でも無視できない.
・培養検査は重要だが,感染事故が起きる可能性があるため,検査室との綿密な連携(情報提供など)が必要である.
・コクシジオイデス症,ヒストプラズマ症などでは,全身播種型の予後はきわめて不良である.
・輸入呼吸器感染症のなかでは,真菌症が重要な役割を演じているが,これらの輸入真菌症はコクシジオイデス症をはじめとして,一般の真菌症に比べて病原性・感染力が強い.
・輸入真菌症の診断では,流行地への訪問・滞在歴の確認が不可欠である.わずか数時間の訪問でも,あるいは30年前の滞在でも無視できない.
・培養検査は重要だが,感染事故が起きる可能性があるため,検査室との綿密な連携(情報提供など)が必要である.
・コクシジオイデス症,ヒストプラズマ症などでは,全身播種型の予後はきわめて不良である.
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