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文献詳細

雑誌文献

medicina40巻2号

2003年02月発行

文献概要

今月の主題 臓器感染と抗菌薬のえらび方 気道感染と抗菌薬のえらび方

市中肺炎治療ガイドラインの特徴

著者: 中浜力1

所属機関: 1中浜医院/大阪大学微生物病研究所

ページ範囲:P.214 - P.217

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ポイント

 ・日本呼吸器学会ガイドラインは,初診時における細菌性と非定型の鑑別を基本にしている.

 ・抗菌薬使用の手引きでは,患者状態から診断・治療を進めている.

 ・米国胸部疾患学会ガイドラインは,患者条件のみで治療を選択し,起炎菌検査は不要の姿勢をとっている.

 ・米国感染症学会ガイドラインは,起炎菌診断を重要視しており,患者区分はポイント制で評価している.

 ・それぞれのガイドラインの特徴を理解したうえで,市中肺炎の治療向上のため,多くの医師に利用されることが望まれる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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