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文献詳細

雑誌文献

medicina40巻2号

2003年02月発行

文献概要

今月の主題 臓器感染と抗菌薬のえらび方 気道感染と抗菌薬のえらび方

ペニシリン耐性肺炎球菌肺炎の治療

著者: 森澤雄司1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院感染制御部(感染症内科)

ページ範囲:P.222 - P.225

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ポイント

 ・ペニシリン耐性肺炎球菌(PRSP)という場合,時にペニシリン中等度感受性肺炎球菌(PISP)を含んで表現されていることがある.

 ・PISPとPRSPが肺炎球菌に占める割合は,世界の平均では36%であり,日本では64%と高い傾向がみられた.

 ・耐性菌を作らないための抗菌薬の適正使用が重要である.

 ・肺炎球菌ワクチンの普及が今後の課題である.

 ・ペニシリン耐性肺炎球菌感染症は第4類感染症(定点把握)である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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