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文献概要
今月の主題 臓器感染と抗菌薬のえらび方 気道感染と抗菌薬のえらび方
インフルエンザ感染後肺炎の治療
著者: 多田慎也1
所属機関: 1香川労災病院内科
ページ範囲:P.226 - P.228
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・高齢者や慢性呼吸器疾患を有する患者では,肺炎合併のリスクが高い.
・4~5日以上高熱が続く,あるいはいったん解熱後の再発熱は肺炎を疑う.
・肺炎の起因菌としては肺炎球菌,次いで黄色ブドウ球菌,インフルエンザ桿菌などであり,ペニシリン系抗菌薬,第1,第2世代セフェム抗菌薬,マクロライド系抗菌薬を選択する.
・基礎疾患のある例ではグラム陰性桿菌も考慮し,ニューキノロン剤,第3世代セフェム系抗菌薬,カルバペネム系抗菌薬を選択する.
・高齢者や慢性呼吸器疾患を有する患者では,肺炎合併のリスクが高い.
・4~5日以上高熱が続く,あるいはいったん解熱後の再発熱は肺炎を疑う.
・肺炎の起因菌としては肺炎球菌,次いで黄色ブドウ球菌,インフルエンザ桿菌などであり,ペニシリン系抗菌薬,第1,第2世代セフェム抗菌薬,マクロライド系抗菌薬を選択する.
・基礎疾患のある例ではグラム陰性桿菌も考慮し,ニューキノロン剤,第3世代セフェム系抗菌薬,カルバペネム系抗菌薬を選択する.
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