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文献詳細

雑誌文献

medicina40巻2号

2003年02月発行

文献概要

今月の主題 臓器感染と抗菌薬のえらび方 気道感染と抗菌薬のえらび方

非定型肺炎と抗菌薬のえらび方

著者: 堀内正1

所属機関: 1公立学校共済組合関東中央病院呼吸器科

ページ範囲:P.230 - P.232

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ポイント

 ・非定型肺炎には,一般にβラクタム系抗菌薬は無効である.

 ・マイコプラズマ肺炎ではマクロライド系抗菌薬,テトラサイクリン系抗菌薬が第一選択で,ニューキノロン剤も有効である.それによって病期は40%短縮されるが,咳嗽期間は短縮されない.

 ・レジオネラ肺炎にはマクロライド系抗菌薬,リファンピシン,ニューキノロン剤を用いる.

 ・クラミジア肺炎にはテトラサイクリン系抗菌薬,ニューマクロライド系抗菌薬,ニューキノロン剤が第一選択である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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