文献詳細
文献概要
今月の主題 臓器感染と抗菌薬のえらび方 気道感染と抗菌薬のえらび方
非定型肺炎と抗菌薬のえらび方
著者: 堀内正1
所属機関: 1公立学校共済組合関東中央病院呼吸器科
ページ範囲:P.230 - P.232
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・非定型肺炎には,一般にβラクタム系抗菌薬は無効である.
・マイコプラズマ肺炎ではマクロライド系抗菌薬,テトラサイクリン系抗菌薬が第一選択で,ニューキノロン剤も有効である.それによって病期は40%短縮されるが,咳嗽期間は短縮されない.
・レジオネラ肺炎にはマクロライド系抗菌薬,リファンピシン,ニューキノロン剤を用いる.
・クラミジア肺炎にはテトラサイクリン系抗菌薬,ニューマクロライド系抗菌薬,ニューキノロン剤が第一選択である.
・非定型肺炎には,一般にβラクタム系抗菌薬は無効である.
・マイコプラズマ肺炎ではマクロライド系抗菌薬,テトラサイクリン系抗菌薬が第一選択で,ニューキノロン剤も有効である.それによって病期は40%短縮されるが,咳嗽期間は短縮されない.
・レジオネラ肺炎にはマクロライド系抗菌薬,リファンピシン,ニューキノロン剤を用いる.
・クラミジア肺炎にはテトラサイクリン系抗菌薬,ニューマクロライド系抗菌薬,ニューキノロン剤が第一選択である.
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