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文献概要
今月の主題 臓器感染と抗菌薬のえらび方 気道感染と抗菌薬のえらび方
胸腔内感染の分類と治療方法
著者: 中村敦1
所属機関: 1名古屋市立大学大学院医学研究科臨床機能内科学
ページ範囲:P.236 - P.239
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・胸腔内感染の病原微生物としては黄色ブドウ球菌や肺炎球菌,肺炎桿菌や緑膿菌,嫌気性菌などのほか,最近ではストレプトコッカス・ミレリー群が注目されている.結核性胸膜炎も比較的多く,ウイルスや真菌なども病原となる.
・治療には,胸腔移行のよい十分量の抗菌薬を早期から全身投与することと,適切な時期に胸腔ドレナージを行うことが重要である.
・胸腔内感染の病原微生物としては黄色ブドウ球菌や肺炎球菌,肺炎桿菌や緑膿菌,嫌気性菌などのほか,最近ではストレプトコッカス・ミレリー群が注目されている.結核性胸膜炎も比較的多く,ウイルスや真菌なども病原となる.
・治療には,胸腔移行のよい十分量の抗菌薬を早期から全身投与することと,適切な時期に胸腔ドレナージを行うことが重要である.
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