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文献詳細

雑誌文献

medicina40巻2号

2003年02月発行

文献概要

今月の主題 臓器感染と抗菌薬のえらび方 皮膚・軟部組織・骨感染と抗菌薬のえらび方

糖尿病性壊疽と抗菌薬の選択

著者: 細川和広1

所属機関: 1東京都済生会中央病院内科

ページ範囲:P.286 - P.289

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ポイント

 ・治療の原則は,適切な抗菌薬と免荷,壊死組織の除去,膿の貯留が疑われた場合,切開排膿である.

 ・菌種が同定されるまで,潰瘍の大きさ,蜂窩織炎,骨髄炎の有無を参考に抗菌薬を選択する.

 ・骨髄炎があれば,腐骨の除去が原則である.

 ・血管障害性壊疽の場合,血行再建術の適応につき血管外科に早めに相談すること.

 ・保存的治療で感染症が管理できない場合は,下肢切断の適応につき,整形外科医と相談する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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