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文献詳細

雑誌文献

medicina40巻2号

2003年02月発行

文献概要

今月の主題 臓器感染と抗菌薬のえらび方 中枢神経系感染と抗菌薬のえらび方

緩徐な髄膜炎と抗菌薬のえらび方

著者: 草深裕光1

所属機関: 1名古屋記念病院内科

ページ範囲:P.300 - P.304

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ポイント

 ・緩徐な髄膜炎は非特異的な精神・神経症状を呈することが多く,まず疑うことが重要である.

 ・診断確定には髄液検査が必要で,墨汁染色,抗酸菌染色,クリプトコッカス抗原,VDRL(非トレポネーマ抗原)を追加する.

 ・診断・治療にあたって,免疫不全やHIV感染の存在を考慮する.

 ・適切な治療が行われないと,患者死亡や後遺障害,再発につながる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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