文献詳細
文献概要
今月の主題 緊急時に画像診断を使いこなす 鑑別診断のための画像診断
脳梗塞を疑う
著者: 川上英孝1 中島孝1
所属機関: 1国立療養所犀潟病院神経内科
ページ範囲:P.602 - P.605
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・脳梗塞を疑ったら病歴,神経学的所見から診断・治療計画を考えて,必要な画像検査を行う.
・CTで出血を否定でき,脳梗塞の初期変化がないときはMRI拡散強調画像が診断上,有用である.
・アテローム血栓性脳梗塞と脳塞栓を鑑別するために,神経超音波検査とMRAは必須の検査手段である.
・中大脳動脈などの主幹動脈の再開通療法は治験段階にあり,各種の条件を満たすことが必要である.
・脳梗塞を疑ったら病歴,神経学的所見から診断・治療計画を考えて,必要な画像検査を行う.
・CTで出血を否定でき,脳梗塞の初期変化がないときはMRI拡散強調画像が診断上,有用である.
・アテローム血栓性脳梗塞と脳塞栓を鑑別するために,神経超音波検査とMRAは必須の検査手段である.
・中大脳動脈などの主幹動脈の再開通療法は治験段階にあり,各種の条件を満たすことが必要である.
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