文献詳細
文献概要
今月の主題 緊急時に画像診断を使いこなす 鑑別診断のための画像診断
頭蓋内出血を疑う
著者: 山田隆壽1 野口宏1
所属機関: 1愛知医科大学高度救命救急センター
ページ範囲:P.607 - P.617
文献購入ページに移動ポイント
・頭蓋内出血は,発症様式が明らかなものや脳局所症状のあるものは診断されやすいが,患者の情報がなく,意識障害や頭痛のみを呈する場合は鑑別診断が必要である.
・ほとんどの場合,頭蓋内出血病変は頭部CTで診断可能である.
・突然の経験したことのない頭痛,急性・亜急性に発症し進行する頭痛や神経症状を伴う頭痛は症候性頭痛が疑われるので,頭部CT検査が不可欠である.
・CTで頭蓋内出血を認めたならば,可及的速やかに専門医に紹介し,その後の検査や治療を進める.
・頭蓋内出血は,発症様式が明らかなものや脳局所症状のあるものは診断されやすいが,患者の情報がなく,意識障害や頭痛のみを呈する場合は鑑別診断が必要である.
・ほとんどの場合,頭蓋内出血病変は頭部CTで診断可能である.
・突然の経験したことのない頭痛,急性・亜急性に発症し進行する頭痛や神経症状を伴う頭痛は症候性頭痛が疑われるので,頭部CT検査が不可欠である.
・CTで頭蓋内出血を認めたならば,可及的速やかに専門医に紹介し,その後の検査や治療を進める.
掲載誌情報