文献詳細
文献概要
今月の主題 緊急時に画像診断を使いこなす 鑑別診断のための画像診断
腹腔内出血を疑う
著者: 木村昭夫1
所属機関: 1国立国際医療センター救急部
ページ範囲:P.683 - P.685
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・腹腔内出血の最も簡便な画像診断は超音波検査(ultrasonography:US)である.
・USによる腹腔内出血検出の感度は80~90%であり,反復施行が良い感度をもたらす.
・腹部CTは,呼吸循環の不安定な患者には,原則的に施行すべきではない.
・腹腔内出血の所見と急速輸液に対する反応から,開腹適応を決定する.
・腹腔内出血の最も簡便な画像診断は超音波検査(ultrasonography:US)である.
・USによる腹腔内出血検出の感度は80~90%であり,反復施行が良い感度をもたらす.
・腹部CTは,呼吸循環の不安定な患者には,原則的に施行すべきではない.
・腹腔内出血の所見と急速輸液に対する反応から,開腹適応を決定する.
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