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文献詳細

雑誌文献

medicina40巻4号

2003年04月発行

今月の主題 緊急時に画像診断を使いこなす

鑑別診断のための画像診断

急性膵炎を疑う

著者: 真弓俊彦1 北川元二2 武澤純1

所属機関: 1名古屋大学医学部救急部/集中治療部 2名古屋大学大学院病態修復内科学

ページ範囲:P.696 - P.700

文献概要

ポイント

・急性期の急性膵炎の画像診断は,診断(除外診断を含む),成因検索,重症度診断のために行う.

・急性膵炎を疑った場合:腹部,胸部の単純X線,腹部エコー(ultrasonography:US),CTなどによって,膵の変化と他の疾患の有無を確認する.

・成因診断として,USやCTによって胆石の有無を確認する.

・重症度診断のためにCTは必須であり,可能であれば造影CTを行う.膵の壊死の程度や炎症の広がりを評価する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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