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文献詳細

雑誌文献

medicina40巻4号

2003年04月発行

今月の主題 緊急時に画像診断を使いこなす

鑑別診断のための画像診断

転移性脊髄腫瘍を疑う

著者: 徳永伸也1 勝俣範之1

所属機関: 1国立がんセンター中央病院内科

ページ範囲:P.728 - P.730

文献概要

ポイント

・背部痛に引き続いて起こる知覚障害,運動失調,筋萎縮,進行性痙性麻痺,膀胱直腸障害は,転移性脊髄腫瘍を疑わせる重要な所見である.

・単純X線写真は簡便であり,早期の鑑別診断に有用である.

・MRI上,特徴的な像を示すので,可能であれば緊急で行うべき検査である.

・診断確定後,早期のステロイド投与が神経症状改善につながる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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