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カラーグラフ 手で診るリウマチ(4)
変形性関節症(osteoarthritis),関節リウマチ(rheumatoid arthritis)
著者: 上野征夫1
所属機関: 1西村病院
ページ範囲:P.754 - P.755
文献購入ページに移動 変形性関節症(osteoarthritis:OA)は,きわめてありふれた関節症である.ある年齢に達すると,皆この関節症をもっているといって差し支えない.ただし,症状の出る人と,出ない人がいる.症状はとりわけ女性に強く出る.40歳代,50歳代の女性で,手の先端部の関節に痛みを訴えてきたら,まず確率的にこの疾患と考えてよい.それほどに多い.
OAの関節症は,手の第1関節のDIP関節(distal interphalangeal joint)と,第2関節のPIP関節(proximal interphalangeal joint)に現れる(図1).
OAの関節症は,手の第1関節のDIP関節(distal interphalangeal joint)と,第2関節のPIP関節(proximal interphalangeal joint)に現れる(図1).
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