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文献詳細

雑誌文献

medicina40巻5号

2003年05月発行

文献概要

今月の主題 一般医も診る血液疾患 血液疾患を見逃さないために―診断のきっかけ

リンパ節腫脹―リンパ腫を疑うとき

著者: 矢野尊啓1

所属機関: 1国立病院東京医療センター血液内科

ページ範囲:P.780 - P.782

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ポイント

・リンパ節腫大の増大速度,局所の疼痛の有無,触診上の硬度が鑑別診断上重要である.

・悪性リンパ腫のリンパ節は弾性硬で無痛性のことが多い.

・悪性リンパ腫でも,時に腫大リンパ節が自然に縮小することがある.

・癌の転移によるリンパ節腫大は石様硬であり,深部とも強く癒着して可動性を欠く.

・4~8週間の観察で改善しない頸部,鎖骨上窩,腋窩リンパ節腫脹は,生検の適応である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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