文献詳細
文献概要
今月の主題 一般医も診る血液疾患 血液疾患を見逃さないために―診断のきっかけ
リンパ節腫脹―リンパ腫を疑うとき
著者: 矢野尊啓1
所属機関: 1国立病院東京医療センター血液内科
ページ範囲:P.780 - P.782
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・リンパ節腫大の増大速度,局所の疼痛の有無,触診上の硬度が鑑別診断上重要である.
・悪性リンパ腫のリンパ節は弾性硬で無痛性のことが多い.
・悪性リンパ腫でも,時に腫大リンパ節が自然に縮小することがある.
・癌の転移によるリンパ節腫大は石様硬であり,深部とも強く癒着して可動性を欠く.
・4~8週間の観察で改善しない頸部,鎖骨上窩,腋窩リンパ節腫脹は,生検の適応である.
・リンパ節腫大の増大速度,局所の疼痛の有無,触診上の硬度が鑑別診断上重要である.
・悪性リンパ腫のリンパ節は弾性硬で無痛性のことが多い.
・悪性リンパ腫でも,時に腫大リンパ節が自然に縮小することがある.
・癌の転移によるリンパ節腫大は石様硬であり,深部とも強く癒着して可動性を欠く.
・4~8週間の観察で改善しない頸部,鎖骨上窩,腋窩リンパ節腫脹は,生検の適応である.
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