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文献詳細

雑誌文献

medicina40巻5号

2003年05月発行

文献概要

今月の主題 一般医も診る血液疾患 血液異常へのアプローチ

凝固・線溶系の異常

著者: 尾崎由基男1

所属機関: 1山梨大学医学部臨床検査医学

ページ範囲:P.798 - P.800

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ポイント

・出血傾向,血栓傾向の鑑別診断をするうえで,生理的な止血機序を十分に理解することが必要である.

・正常な止血には,血管,血小板,凝固,線溶などの要素が重要であり,これらのどれに問題があるのかを判定しなければならない.

・まず,最も重要なアプローチとして,詳細な問診・診察が必要である.正確な病歴と症状を把握した後に,診断に有用な臨床検査をオーダーすべきである.

・スクリーニング検査で,ある程度の機序を推定し,次に特殊検査を行う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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