文献詳細
文献概要
今月の主題 一般医も診る血液疾患 血液エマージェンシーの管理
播種性血管内凝固症候群(DIC)
著者: 廣澤信作1
所属機関: 1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科
ページ範囲:P.870 - P.873
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・DICは,感染症・悪性腫瘍などの基礎疾患を有する患者に,組織因子の発現により全身性に凝固系の活性化が起こり,凝固因子・血小板が消費されて出血をきたす.
・凝固時間,血小板数,FDPなどから診断し,基礎疾患の治療(抗生物質や抗癌剤),抗凝固療法(へパリン,合成蛋白分解酵素阻害薬)と補充療法(新鮮凍結血漿,濃厚血小板)を行う.
・DICは,感染症・悪性腫瘍などの基礎疾患を有する患者に,組織因子の発現により全身性に凝固系の活性化が起こり,凝固因子・血小板が消費されて出血をきたす.
・凝固時間,血小板数,FDPなどから診断し,基礎疾患の治療(抗生物質や抗癌剤),抗凝固療法(へパリン,合成蛋白分解酵素阻害薬)と補充療法(新鮮凍結血漿,濃厚血小板)を行う.
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