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文献詳細

雑誌文献

medicina40巻6号

2003年06月発行

今月の主題 内科医のための皮膚科的スキル

皮膚科医から内科医へのアドバイス

局所熱傷の正しい処置

著者: 鈴木茂彦1

所属機関: 1京都大学大学院医学研究科形成外科学

ページ範囲:P.973 - P.975

文献概要

ポイント

・正確な深度判定を行う.

・受傷直後は30分以上患部を冷やす.

・Ⅱ度熱傷では水疱は温存するが,破れてしまった場合は創傷被覆材を使用する.深Ⅱ度熱傷で感染のおそれがある場合は,外用薬治療に切り替える.

・Ⅲ度熱傷では,壊死組織の早期切除を心がけ,壊死組織がなくなれば肉芽形成,上皮化促進効果のある外用薬を使用する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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