文献詳細
文献概要
今月の主題 内科医のための皮膚科的スキル 皮膚科医から内科医へのアドバイス
局所熱傷の正しい処置
著者: 鈴木茂彦1
所属機関: 1京都大学大学院医学研究科形成外科学
ページ範囲:P.973 - P.975
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・正確な深度判定を行う.
・受傷直後は30分以上患部を冷やす.
・Ⅱ度熱傷では水疱は温存するが,破れてしまった場合は創傷被覆材を使用する.深Ⅱ度熱傷で感染のおそれがある場合は,外用薬治療に切り替える.
・Ⅲ度熱傷では,壊死組織の早期切除を心がけ,壊死組織がなくなれば肉芽形成,上皮化促進効果のある外用薬を使用する.
・正確な深度判定を行う.
・受傷直後は30分以上患部を冷やす.
・Ⅱ度熱傷では水疱は温存するが,破れてしまった場合は創傷被覆材を使用する.深Ⅱ度熱傷で感染のおそれがある場合は,外用薬治療に切り替える.
・Ⅲ度熱傷では,壊死組織の早期切除を心がけ,壊死組織がなくなれば肉芽形成,上皮化促進効果のある外用薬を使用する.
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