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文献詳細

雑誌文献

medicina40巻6号

2003年06月発行

文献概要

今月の主題 内科医のための皮膚科的スキル 内科医が起こしうる皮膚疾患

薬剤誘発性過敏症症候群

著者: 藤山幹子1 橋本公二1

所属機関: 1愛媛大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.997 - P.999

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ポイント

・薬剤誘発性過敏症症候群(drug-induced hypersensitivity syndrome)は,発熱,臓器障害(肝腎障害,白血球増多,リンパ節腫脹など)を伴った重症薬疹である.

・原因薬剤が限られており,抗痙攣薬,サラゾスルファピリジン,メキシレチン,アロプリノール,ジアフェニルスルホン,ミノサイクリンが原因となる.

・原因薬剤を2~6週間内服後に生じる.

・発症後2週目以降にHHV-6の再活性化を生じ,発熱や臓器障害の再燃を認める.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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