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文献詳細

雑誌文献

medicina40巻6号

2003年06月発行

文献概要

今月の主題 内科医のための皮膚科的スキル 内科医が起こしうる皮膚疾患

薬剤性光線過敏症

著者: 戸倉新樹1

所属機関: 1産業医科大学皮膚科学教室

ページ範囲:P.1000 - P.1001

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ポイント

・皮疹の分布が,顔面,耳介,項部,上胸部V領域,手背などの露光部位に限局している場合,光線過敏症を疑う.

・成人では内服薬剤が原因であることが最も多い.特にキノロン系抗菌薬,降圧薬,消炎鎮痛薬は要注意である.

・原因が内服薬と気付かず投薬を続行した場合,白斑黒皮症となることもあり治癒が困難となる.被疑薬の中止が最も重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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