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文献詳細

雑誌文献

medicina40巻6号

2003年06月発行

文献概要

今月の主題 内科医のための皮膚科的スキル 皮膚科発信の内科的トピックス

全身性肥満細胞症の内科症状

著者: 黒沢元博1 稲村弘明1 岡野昭1

所属機関: 1群馬アレルギー再生臨床研究センター

ページ範囲:P.1025 - P.1027

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ポイント

・皮膚症状として一般に認められるものは色素性蕁麻疹である.

・皮膚病変部位を摩擦すると発赤と膨疹がみられるが,Darier徴候と呼ばれる.

・皮膚病変のない全身性肥満細胞症では,皮膚潮紅と熱感が最も重要な臨床症状である.

・消化器症状が一般的にみられる.

・およそ30%に血液学的異常がみられる.

・およそ70%に骨病変がみられる.99mTcによる骨シンチグラム所見が臨床的重症度をよく反映する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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