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文献概要
カラーグラフ 手で診るリウマチ(6)
ジャクー関節炎(Jaccoud's arthritis),指の腫れ
著者: 上野征夫1
所属機関: 1西村病院
ページ範囲:P.1064 - P.1065
文献購入ページに移動1869年,フランスのJaccoudは,リウマチ熱の再燃を繰り返す29歳の男性患者に,手指の尺側変形とスワンネック変形が残ったことを観察した.100年以上経った1975年,今度はイギリスのBywatersが,全身性エリテマトーデスでも同様の手指変形が起こることを観察し,これをJaccoud症候群と呼んで報告した.
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