文献詳細
文献概要
今月の主題 ブレイン アタック―超急性期から維持期まで 脳卒中を診る前に
脳梗塞急性期の基礎病態
著者: 田中耕太郎1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部神経内科
ページ範囲:P.1102 - P.1106
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・脳は虚血に対し大変脆弱であり,脳血流量低下のレベルに応じて種々の細胞機能障害が出現する.
・虚血中心領域周囲には,ペナンブラと称される領域が存在する.本領域は治療によって梗塞化を免れる可能性があり,急性期治療のターゲットとなる.
・大脳灰白質と白質で虚血性傷害機序はかなり異なり,白質はフリーラジカル傷害を特に受けやすい.
・脳は虚血に対し大変脆弱であり,脳血流量低下のレベルに応じて種々の細胞機能障害が出現する.
・虚血中心領域周囲には,ペナンブラと称される領域が存在する.本領域は治療によって梗塞化を免れる可能性があり,急性期治療のターゲットとなる.
・大脳灰白質と白質で虚血性傷害機序はかなり異なり,白質はフリーラジカル傷害を特に受けやすい.
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