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文献詳細

雑誌文献

medicina40巻7号

2003年07月発行

文献概要

今月の主題 ブレイン アタック―超急性期から維持期まで 脳卒中診療の現状と将来展望

へき地における脳卒中診療

著者: 山本和巳1

所属機関: 1大矢野町立湯島へき地診療所

ページ範囲:P.1198 - P.1202

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ポイント

・軽症脳卒中の症候を,問診や身体所見で的確にとらえる能力が必要である.

・X線CTのないへき地診療所では,脳卒中を疑う場合は専門病院へ速やかに搬送する.

・救急患者搬送システム,専門病院の24時間断らない受け入れ態勢,良好な病診連携が重要である.

・脳卒中後遺症は在宅復帰を難しくし,それを支えるリハビリ・介護資源もへき地には乏しい.

・へき地での脳卒中診療では,一次予防,軽症脳卒中患者の二次予防が最も重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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