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今月の主題 循環器薬の使い方 2003 循環器薬の病態に応じた使い方 <β遮断薬>
高血圧における使い方
著者: 松岡博昭1
所属機関: 1獨協医科大学循環器内科
ページ範囲:P.1336 - P.1338
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・β遮断薬は薬理作用から,β1選択性の有無,ISAの有無,α1遮断作用の有無などにより分類されるが,降圧効果はいずれも同等と考えられる.
・β遮断薬は,冠動脈狭窄あるいは頻脈など,交感神経緊張を伴う高血圧の積極的な適応である.
・β遮断薬は第一選択の降圧薬として用いられるが,高齢者高血圧に対しては,本邦のガイドラインでは第一選択とはなっていない.
・β遮断薬は薬理作用から,β1選択性の有無,ISAの有無,α1遮断作用の有無などにより分類されるが,降圧効果はいずれも同等と考えられる.
・β遮断薬は,冠動脈狭窄あるいは頻脈など,交感神経緊張を伴う高血圧の積極的な適応である.
・β遮断薬は第一選択の降圧薬として用いられるが,高齢者高血圧に対しては,本邦のガイドラインでは第一選択とはなっていない.
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